自分は本当に雑談が苦手だ。
初対面の人と話すことになるもんなら尚更。
前に雑談力みたいな本を買ってなにを話せば良いのかを勉強"してみたけど、たいして身に付かなかった。
というか、そう言う場から逃げてきたw
そりゃ成長しないか。
今日は雨が降っている。
ウォーキングをしたくてもできず、電子書籍を読む絶好の機会になった。
電子書籍でも積読になっているものがあったので、改めて本棚を見返して読むことにした。
今回は岩井さんのエッセイ。
2冊目のエッセイ。
1冊目も読んだ。
1冊目読んだ感想はハライチのターンの本版だな、と。
いや、面白かった。
面白かったけど、本にする必要あるのか?と。笑
本にしてラジオ好き以外の本好きの人たちにも岩井さんのことを知ってもらおう作戦に出たのだろう。
そして2冊目。
今から読み始める。
目次を見てみる。
ひとつ目が「喉に刺さった魚の骨が取れない」。
親近感しかない。
雑談。
それは雑な談笑。
雑ってつくと品がないように感じてしまう。
雑談に品なんて求めてはいけないのだけど。
とにかく雑談はほんとに苦手。
なにかオチをつけないといけないのではないか、という強迫観念に襲われる。
いや、ラジオの聞きすぎでそう感じてしまっているのかもしれない。
そう、雑談にはオチをつけないといけないんだ。
雑談は苦手と言っているけど、これまで、そして今後人と会うと逃げられない題材。
最近は雑談はどうしたら成立するのかと考えた。
今までは深夜ラジオを楽しんで聞いていたけど、どうやったら雑談が成立するか、という方向で聞くようにしている。
とはいっても初回で聞く時は楽しくて雑談の方法を意識してなんて聞けていないのだけど。
ハガキコーナーが始まる前のいわゆるフリートーク部分。
生活のこと、1週間にあったことなどを話すフリートーク。まさに自由なトーク。
芸人さんといえども元は人間。笑
セレブで高級な食事を毎日しているわけでもなく、一般人でも経験していそうな話をしてくれる。
それが親近感につながる。
そして自分にも雑談として話せそうな内容。
フリートークを参考にして勉強すれば、雑談を身につけることができるのではないだろうかと考えた。
まずはいつも聞いている伊集院さん、オードリー、そしてハライチのフリートークを勉強の機会として聞いていくことにする。
自分なりにフリートークを分析して、どうやったら日常生活を笑いに変えられるか、日常生活にオチをつけられるかを考えて雑談を勉強していく。
思い返してみると、雑談は失敗を笑いに変えることではないか、という自分なりの仮定がある。
失敗。
今まで散々失敗から逃げてきた。笑
だから雑談が苦手なのかもしれない。
失敗をしたら恥ずかしさが絶頂点に達してその場から逃げたくなる性格。
失敗を笑いに変えるなんて最近まで考えたこともなかった。
そう、失敗は笑いに変えることができる。
だから失敗は散々してほうが良かったのだ。
失敗をして逃げたくなるなんて話のテーマになるのにもったいないことをしていたと、今更になって気づいた。
ただし、心の傷になっているものを無理矢理笑いに変える必要はない。
ちょっとした失敗、たとえばSuicaで改札を通ろうとしたけど、残高が足りずにゲートが閉まって後ろの人に迷惑かけたとか。
後ろの人に迷惑をかけて恥ずかしくてその場から一目散に逃げたくなるけど、それも雑談のひとつを獲得したことになる。
後ろの人も残高足りずにゲートが閉まっていたらダブルでネタ獲得になる。そんな奇跡おいしすぎる。笑
そう、それから中川家のネタで"電車の出発のチャイムがなって走ってきた人が直前でドアがしまり、ホームに戻る"ネタとか。
あれもひとつネタを獲得したことになる。
電車に乗れなかった当時は恥ずかしくてその場から逃げ出したくなるけどネタになる。
ネタは雑談のタネ(種)。
そこらじゅうに落ちているから恥ずかしくなっても見逃さずにしっかりタネを拾っていきたい。
失敗を笑いに変える。
失礼を笑いに変える。
吉本新喜劇だ。
新喜劇の登場人物は劇だからこそぶっ飛んだ人たちが多い。
ぶっ飛んだ人たちの自己中心的な行動。
そこにツッコミが入ることで笑いになる。
あまりにもぶっ飛びすぎて日常生活には起こることが少ないこともあるけど、失礼な人たちは
そして失礼な人は自分も当てはまっているんだろうと感じる。
自分には常識だと思っていても相手には非常識なことがある。
卵にしょうゆかソースか。
きのこの里かたけのこの山か。
チョコはビターかミルクか。
それぞれに賛成、反対の意見がある。
日常生活においての話。
難しいテーマの話の賛成、反対意見を持ち出すと言い争いのケンカになりかねない。
あくまでも日常生活で起こりそう、起こったことを軸をテーマにする。
深夜ラジオは芸人さんのしか聞いていない。
芸人さんといえば話が達者。話のプロ。
そんな人たちから学ぶことができれば最高だ。楽しみながら勉強できる絶好の機会。
それが毎週、毎日あるなんて最高だ。
追記
まだ本の序盤だけど岩井さん失敗して笑いにしてた。
披露宴のスピーチを任されていたのに日にちを間違えていて、それでも披露宴に向かっていく失敗。
さすがだった。笑
あ、やばい。
集中して読んでいて、雑談をどう組み立てれば良いかなんて考えもしてなかった。本は魔物だ。
今日の本を読んでいた時のBGMはこちら。
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWSGaMpjluQpy?si=mgXbxkubSiSDhOwWZGBSKA
落ち着いた雰囲気でゆったりしていて環境音、雨の音に馴染んでいて聞きやすかった。
意識せずに音楽を流せる、聞けるのは助かる。